2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

47. マー:エンデュランス

トロンボーン奏者としてバンドに関わっていた大学時代、ティモシー・マー Timothy Mahr (1956-) はバンドの弱奏、その「美しさ」に気づかされたと語っています。このエピソードからは、彼がオストウォルド賞を与えられた2作*1、『空高く舞う鷹』The Soaring …

46. ギリングハム:ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス

シュワントナーの項でも書いたように、1980年代後半から90年代にかけてはバンド作品における打楽器、とくに鍵盤楽器や金属打楽器の活躍が大きく広がった時期ですが、デヴィッド・ギリングハム David Gillingham (1947-) はその潮流を代表する一人と言えるで…